理事長あいさつ

中村 和幸 理事長 東信医療生協30周年記念誌には行政や医療関係者から、東信医療生協への期待がたくさん寄せられました。「市民の健康と生活を守る福祉の充実のため、日々ご尽力いただいている」「国では医療と介護が切れ目なく一体的に提供されるシステムの構築をしている中、貴生協では訪問診療による在宅医療や介護事業に積極的に取り組んでいる」「多職種との連携もスムーズに行われ地域では大変貢献されている。」「地域住民の健康づくりやまちかど健康チェック等も重要な事業なので、継続していただきたい」と期待を述べています。
また東信医療生協らしい医療・介護の実践が日々豊かに展開されています。報告された職員の思いの中に「在宅で最期を迎えたいと決めた本人や家族に対し、その思いに寄り添い自宅で最期を迎えられてよかったと思えるような看取りを支えていきたい」「医療の範囲だけでなく、利用者さんの生活と人生に寄り添って、いのちと健康を守っていきたい」とありました。医療生協だからできる実践です。

東信医療生活協同組合は、1988年に設立し、地域に密着した医療・介護を目指し、組合員約1万6千人、出資金約5億4千万円と大きな組織に成長してきました。上田生協診療所、川西生協診療所、さかき生協診療所の3つの診療所の他に、訪問診察、訪問看護、訪問介護や通所リハ、通所介護、短期入所など5つの介護事系業所が幅広く連携しながら事業を展開しています。また組合員活動でも、まちかど健康チェックや班会を開催し、地域まるごと健康づくりを推進してきました。

これからますます高齢化が急速に進行し、政府の社会保障削減政策が強まる中、地域から求められる医療・介護をめざして取り組んでいます。今後も組合員・全職員・地域のみなさんと力を合わせ頑張る決意を新たにしているところです。今後ともよろしくお願いいたします。

医療福祉生活協同組合の理念

健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる

そのために

地域まるごと健康づくりをすすめます。
地域住民と医療や福祉の専門家が協同します。
多くのひとびとの参加で、地域に協同の “わ” をひろげます。

私たち医療福祉生協は、日本医療福祉生活協同組合連合会の設立趣意書をもとに、憲法25条(生存権)や9条(平和主義)、13条(幸福追求権)が活きる社会の実現をめざします。

私たちの使命は、地域まるごと健康づくりをすすめることです。

私たちは、医療や福祉の事業、健康づくりやまちなみづくりの運動を通じて、平和や社会保障の充実を求める運動や環境へのとりくみをまちぐるみで総合的に進めます。

私たちは、地域住民と医療や福祉の専門家が共同する組織です。

私たちの組織の最大の特徴は、ともに組合員として生協を担う地域住民と医療や福祉を担う専門職がそれぞれ主体者として協力しあうことにあります。その優位性を事業と運動の全ての
場面で活かすことを大切にします。

私たちは、多くの人々の参加で地域に協同の”わ”をひろげます。

私たちは、ICA原則にある「コミュニティーへの関与」をもとに、地域の中に共同の “わ” をひろげることを重視し、国際連帯の活動にとりくみます。

2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会 第1回通常総会にて確定

医療福祉生協のいのちの章典

はじめに

日本生活協同組合連合会医療部会は、「医療生協の患者の権利章典」「医療生協の介護」を策定し、事業と運動の質を高めてきました。
これらの活動を引きつづき、2010年日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)が発足しました。
医療福祉生協は、いのちとくらしを守り健康をはぐくむ事業と運動を大きく広げるため、これらの成果を踏まえ医療福祉生協連の設立趣意書の内容を基本にして「医療福祉生協のいのちの章典」(いのちの章典)を策定します。
「いのちの章典は」憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。

医療福祉生協とは

医療福祉生協は、地域の人々が、それぞれの健康と生活にかかわる問題を持ちよる消費生活協同組合法にもとづく自治的組織です。
医療機関・介護事業所などを所有・運営し、ともに組合員として生協を担う住民と職員の共同によって、問題を解決するための事業と運営を行います。

医療福祉生協が大切にする価値と健康観

私たちは、近代市民社会の大原則であり、日本国憲法の基本理念である主権在民の立場に立ちます。私たちは憲法13条の幸福権追権や9条の平和主義、25条の生存権を実現するため、主権在民の健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」というものです。

 私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療・介護・健康づくりと運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。

いのちとくらしを守り健康をはぐくむための権利と責任

ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り、健康をはぐくむために以下の権利と責任があります。

自己決定に関する権利

私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。

自己情報コントロールに関する権利

私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。

安全・安心な医療・介護に関する権利

私たちは、安全・安心を最優先にし、そのための配置やしくみづくりを行います。

アクセスに関する権利

私たちは、必要な時に十分な医療・介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。

参加と協同

私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協同を強めて、これらの権利を発展させます。

2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会 第1回通常総会にて確定

東信医療生活協同組合は、健診ドック・医療・介護・健康づくりの分野で地域に貢献します。

地域に根ざした医療

上田生協診療所はヘリカルCT・マンモグラフィー・胃カメラ・大腸カメラなど病院なみの医療機器を備え、保健予防活動では人間ドック・生協健診・特定健診・特定保健指導をおこなっています。
また、川西生協診療所・さかき生協診療所でも、健診・介護保険に対応し、地域に根ざした医療を展開しています。

ニーズにお応えします

3つの診療所とも、在宅医療にも積極的に取り組み、上田生協訪問看護ステーション・ヘルパーステーションにじ・元気倶楽部まゆ・居宅介護支援事業所と連携をとりながら、地域の皆様のニーズに応えた介護を行っています。
2015年4月には小規模老人保健施設が開所され、自宅で療養されている皆さんや、ご家庭で介護されているご家族の方の負担を少しでも軽くして、自宅療養しているようなアットホーム的なケアを目指しています。

願いを尊重します

患者・利用者・組合員さんの願いを尊重します。

医療生協への加入のご案内

組合員になりませんか

医療生協は組合員さんが主人公です

組合員さんが増え、東信医療生協を大きくすることで色々な所に要求が発信でき、願いの実現がより身近になります。
このことが出来るのは、組合員さんが主人公となって運営される医療生協ならではと思います。

あなたも今日から組合員

一口1,000円の出資(何口でも可)で組合員になることができます。
できる限り、積み立て増資に協力していただいています。
現在約1万6千人の方が東信医療生協に加入しています。

具体的にはこんなことが

・生協健診や人間ドック、予防注射が組合員さん価格で受けられます。
・3人以上集まれば健康作りのための体操や、趣味のグループと仲間作りをしながら交流できます。
・健康づくりのための養成講座に参加して、健康体操をしたり、病気について学ぶことができます。
・毎年秋には健康まつりがあり、医療講演や、健康づくり企画はもちろんの事、出店や余興など皆さんが主人公で楽しめます。
・医療生協ニュ―ス「千曲川のにじ」をお届けします 地域の情報、医療生協の様子、図書券の当たるパズルなど、内容盛りだくさんです。
・事業所の運営や設備、医療内容に組合員の声が反映されます。

東信医療生協の目指す健診・医療・介護