働くひとびとの医療機関として
1930年、「すべての人に医療を」と、東京に一つの診療所が生まれました。(民主診療所の前身)
その後1946年に民主診療所が誕生し、運動は各地に広がりました。
その連合体として、1953年「全日本民主医療機関連合会(民医連)」が誕生。
最も困難な人たちの立場に立って、ひたむきに。
設立以来一貫して、無差別・平等の理念をかかげ発展してきました。
被爆者医療や労働災害、水俣病などの公害問題、台風被害や震災など、救済や救援が必要なところにも、民医連の姿があります。
1990年代以降は介護・福祉事業所も増え、現在では全国全ての都道府県で、医療・福祉・介護合わせて1800ヶ所以上。

地域になくてはならない医療・福祉・介護機関として、患者さん・利用者さん・地域の方々とともに。
これからも歴史を刻み続けていきます。

「綱領」ってなに?
「綱領(こうりょう)」とは、もともと、「ものごとの基本的なところ」という意味。転じて、政党や団体が、その政策や方針の基本を示した文書を指します。
つまり、民医連のいちばん大事にしていることを示したのが、この民医連綱領なのです。「もっと安心できる医療・福祉の制度にしてほしい」と願うみなさんといっしょにたたかっています。